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フランスには美味しいバターがたくさん。
目移りしちゃうくらい種類が豊富でパッケージもお洒落!
そんなフランスバターの中から、今回は特におすすめの3種類をご紹介します。
それぞれの特徴や、お菓子作りのレシピなどを交えていきます。
目次
①【Grand Fermage (Sel de Mer)】グラン・フェルマージュ(セル・ドゥメール)
②【ÉCHIRÉ (Beurre d' ÉCHIRÉ)】エシレ(エシレ・バター)
①【Grand Fermage (Sel de Mer)】グラン・フェルマージュ(セル・ドゥ・メール)
『セル・ドゥ・メール』の一番の特徴は(天然海塩の粗塩が練り込んであることです。)
この粗塩が、とっても美味しいくて、バゲットとの相性が抜群なのです!
発酵バター、粗塩、バゲットが相まって、お口いっぱいに旨味が広がってくれます。
美味しさの秘密は、豊富なミネラルを含んでいる、フランス大西洋(ノア・ムーティエ島産)の『Fleur de sel(フルール・ド・セル)塩の花』と呼ばれる最高級の粗塩です。
お塩の旨味をダイレクトに味わいたい方には、イチ押しのバターです。
わが家では、バゲットに合うバターランキング『1位』で何年も手放せない1品になっています。
日本では、身近なところですと(成城石井さん)や(通販)でも買うことが出来ます。
宜しければ、是非一度味わってみて下さい!
②【ÉCHIRÉ(Beurre d' ÉCHIRÉ)】エシレ(エシレ・バター)
日本でもお馴染みの『エシレバター』。
乳製品の産地フランス中西部『エシレ村』で作られている、クリーミーでとっても美味しい発酵バターです。
エシレバターの特徴は、クリームを発酵させて作っているので、軽い酸味と香り高いところ。
パンからお菓子作りまで、1ランクレベルを上げてくれて幅広く活躍してくれる万能バターです。
有塩バターはパンに、無塩バターはお菓子やケーキ作りなどにおすすめです。
⇩エシレバターを使ったわが家のレシピです。宜しければお家時間にチャレンジしてみて下さい!!
【粉類】薄力粉70g、ベーキングパウダー小さじ1/4
【グラニュー糖】25g
【エシレバター】無塩25g
【牛乳】小さじ2
【抜き型用の強力粉】少々
【抜き型】お好みの物
①下準備
★バターを室温に戻し柔らかくしておく。
★粉類は合わせて振るっておく。
★天板にオーブン用シートを敷く。
★オーブンを170℃に温め始める。
②生地を作る
★バターをボールに入れ、泡だて器で白っぽくクリーム状になるまでまぜる。
★グラニュー糖を加え、よくすり混ぜる。
★グラニュー糖が少しざらついているうちに、牛乳を小さじ1ずつ加えてよく混ぜ合わせる。
★ゴムべらで底から返しては押さえつけ、粉とバターを合わせていく。
★生地を四角形にまとめ、30㎝四方くらいのラップ2枚で挟んでから包み、冷蔵庫で15分生地を落ち着かせる。
③型を作って焼く
★ラップを広げて生地を挟んだまま上からめん棒を転がして厚さ2mmにのばす。
★抜き型の先に強力粉をつけ、生地を抜いて天板に並べる。
(お好みで文字を入れてみても可愛いです)
★170℃のオーブンで10分焼き、表と裏に薄い焼き色がついたら焼き上がり。
ちょっと可愛く包んでプレゼントしてみたり、お家のおやつとして袋にまとめて保存して、ちょっとした時間につまんでみたり出来ます。
余計なものは一切入れない素朴な味わいのクッキーです。
宜しければ、お家時間のひと時にチャレンジしてみて下さい!
⇩素材の味わいが存分に楽しめるパウンドケーキレシピです。
【粉類】薄力粉90g、ベーキングパウダー小さじ1/4
【エシレバター】無塩100g
【きび砂糖】90g
【卵】2個
【アーモンドパウダー】40g
【パウンド型】18×8×6.5㎝のブリキ製(焼き込むごとに使いやすくなります)
①下準備
★バターを室温に戻し柔らかくしておく。
★粉類は合わせ、2回振るっておく。
★卵は2個のうち1個を、卵黄と卵白にわけておく。
★型にパラフィン紙を敷き込む。
★オーブンを170℃に温め始める。
②生地を作る
★ボールにバターを入れてハンドミキサーでふんわりとするまで混ぜ、きび砂糖を加えてさらによく混ぜ、全体が空気を含んで分量が増え、持ったりとするまで2分くらい混ぜる。
★卵を1個加えてよく混ぜ、馴染んだら卵黄1個分を加えて混ぜる。残りの卵白1個分は2回に分けて加え、その都度十分に混ぜ合わせる。卵を分けて加えることで生地が分離しません。
★アーモンドパウダーを加え、泡立て器に替えて十分に混ぜ合わせる。
★粉類の1/2の量をもう一度ふるいながら加えて今度はゴムべらで混ぜ、残りの粉類も同様に加え、さっくりと混ぜ合わせる。
⇩型に生地を移し、ゴムべらで表面をならす。
★170℃のオーブンに入れ、5分焼いたらいったん取り出し、中央に竹串で筋を1本付ける!!
こうすると膨らんだ時に確実にここからはじけ、焼き上がりが綺麗になります。
オーブンに戻してさらに40~45分焼き、中央に竹串を刺して何も付いてこなければ焼き上がり。
粗熱が取れたら型から外し、パラフィン紙を剥がして完全に冷まします。
大きさはお好みで切り分けます。
⇩端っこは味見も兼ねて、ご自分で食べて良いかもです(笑)
個別に包装して、お客様にお出ししても可愛いと思います。
『エシレバター』の風味が美味しいパウンドケーキです。
お家時間のひとときに、紅茶やコーヒーのお供として、是非チャレンジしてみて下さい!
『エシレバター』は、優秀なパティシエから三ツ星シェフまで愛されているだけあり、高い品質と美味しさを証明しているバターです。
③【BORDIER(LE BEURRE BORDIER)】ボルディエ氏の手作りバター
フランスへ行かれる方にオススメの『ボルディエバター』です。
『ボルディエ』のバターは3日間かけて丁寧に手作りされています。
一つ一つ木べらを使って手作業で成形されるバターは、(ジャン・イヴ・ボルディエ)氏のバターに対する想いがダイレクトに伝わってきます。
定番の有塩バターは、1番最初にご紹介した『セル・ドゥメール』とはまた違い、大きめの塩が入っているのは同じなのですが、不思議とじゃりじゃりはしません。
そして『ミルクのような口当たり』がクセになり、一度食べたら止められなくなるくらい美味しい、ブルターニュ地方(サンマロ)で作られる最上質の搾乳バターです。
フランスから持ち帰る時は、包まれている紙が直ぐに水分で濡れてしまうので、帰国ギリギリに購入し『保存袋に入れてから保冷バッグ』に入れて持ち帰ることをおススメします。
一流ホテルから三ツ星レストランまで幅広く愛されている、ボルディエさんの心のこもった手作りバターでした。
④【最後に】
フランスは、美味しいバターが豊富です。
他にもたくさん美味しいバターが有りますが、今回ご紹介の3つのバターは何年経っても飽きずに、また食べたくなるバターなので自信を持っておすすめ出来ます。
機会がございましたら是非お試しくださいませ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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