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美味しいバターが数多く揃うフランス。
前回の【Part①】では、(エシレ)(ボルディエ)など、日本でもよく知られているバターをご紹介しました。
【Part②】では、日本では手に入りにくいバターも含め、お土産にもおすすめな『フランスバター』を厳選してご紹介します。
後半は、フランスバターを使った『簡単お菓子レシピ』も掲載していますので、宜しければチャレンジしてみて下さい!
目次
①【Le Gall(ル ガール)】有塩
『Le Gall(ル ガール)』バターは、ブルターニュ地方フィ二ステール県に工場を持つ乳製品メーカー『Sill(シル)』社が手がけるバターです。
フィ二ステール県は、降水量が多く、寒暖差も少ない気候で、豊かな牧草地が広がる地域です。
高品質な乳製品が採れ、バターの右下にある灯台マークは、ブルターニュ産の素材を現地で加工した商品にのみ認められている『産地認定証』マークです。
最高のバターを作り続けるため、酪農、牛乳採取、バター作り、販売までを一貫して同社内で行うフランス唯一のブランドです。
そんな『ル ガール』のバターの中から、おすすめしたいのが『DEMI-SELL(有塩バター)』です。
ブルターニュ地方は塩の産地でもあります。
『ル ガール』の有塩バターは、見た目は一見シンプルですが、塩っ気が強めですのでバゲットやトーストとの相性が抜群です!
モノプリなどでお安く購入が出来ます。
日本ではあまり馴染みの無いバターは、お土産にもおすすめです。
②【Isigny(イズニー)】有塩 ~粗塩~
『イズニー』は、フランス・ノルマンディー地方にある乳製品メーカーです。
口溶けが良く、ミルクの甘みと豊かな香りが広がる極上のバターは、世界各国で高い評価を得ています。
黄色みの強い『イズニー』のバター最大のおすすめポイントは、魔法の粒とも言われる『粗塩』です。
塩のうま味が凝縮された濃厚なバターは、思わずそのまま食べてしまいたくなるくらいの美味。
ミルクの風味も強く、所々に現れる粗塩は絶品です!
その粗塩も『ゲランドの塩』が使われているのです。
日本では少々価格が上昇しましたが、成城石井さんやNET通販で取り扱いがあります。
(私は会員ではないのですが、コストコでもイズニーバターが購入出来るみたいです。)
是非チェックしてみてください!
③【CHARENTES POITOU(シャラント・ポワトゥー)】無塩
『CHARENTES POITOU(シャラント・ポワトゥー)』は(美味しいフランスバターPart①)のブログでご紹介した『Sel de Mer(セル・ドゥ・メール)』も手がけている、グランフェルマージュ社のAOPバターです。
エシレバターでもお馴染みの産地(ポワトゥー=シャラント産)の発酵バターは、豊かな風味、まろやかな口溶けで、バゲットやトーストは勿論なのですが、ここでご紹介している『DOUX(無塩バター)』は、クッキー作りなどお菓子作りや、ホットケーキ、パウンドケーキにもおすすめのバターです。
【粉類】薄力粉70g、ベーキングパウダー小さじ1/4
【てんさい糖(グラニュー糖)】25g
【無塩バター(シャラント・ポワトゥー)】無塩25g
【牛乳】小さじ2
【抜き型用の強力粉】少々
【抜き型】お好みの物
⇩『バターを室温に戻し柔らかくしておく』
⇩『粉類は合わせて振るっておく』
★天板にオーブン用シートを敷く。
★オーブンを170℃に温め始める。
⇩『バターをボールに入れ、泡だて器で白っぽくクリーム状になるまでまぜる』
⇩『てんさい糖を加え、よくすり混ぜる』
⇩『てんさい糖が少しざらついているうちに、牛乳を小さじ1ずつ加えてよく混ぜ合わせる』
⇩『ゴムべらで底から返しては押さえつけ、粉とバターを合わせていく』
⇩『生地を四角形にまとめ、30㎝四方くらいのラップ2枚で挟んでから包み、冷蔵庫で15分生地を落ち着かせる』
⇩『ラップを広げて生地を挟んだまま上からめん棒を転がして厚さ2mmにのばす』
⇩『抜き型の先に強力粉をつけ、生地を抜いて天板に並べる』
(お好みで文字を入れてみても可愛いです)
★170℃のオーブンで10分焼き、表と裏に薄い焼き色がついたら焼き上がり。
ちょっと可愛く包んでプレゼントしてみたり、お家のおやつとして袋にまとめて保存して、ちょっとした時間につまんでみたり出来ます。
余計なものは一切入れない素朴な味わいのクッキーです。
宜しければ、お家時間のひと時にチャレンジしてみて下さい!!
【粉類】薄力粉90g、ベーキングパウダー小さじ1/4、
【無塩バター(シャラント・ポワトゥー)】無塩100g
【てんさい糖(グラニュー糖)】90g
【卵】2個
【アーモンドパウダー】40g
【パウンド型】18×8×6.5㎝のブリキ製(焼き込むごとに使いやすくなります)
★バターを室温に戻し柔らかくしておく。
★粉類は合わせ、2回振るっておく。
★卵は2個のうち1個を、卵黄と卵白にわけておく。
★型にパラフィン紙を敷き込む。
★オーブンを170℃に温め始める。
★ボールにバターを入れてハンドミキサーでふんわりとするまで混ぜ、てんさい砂糖を加えてさらによく混ぜ、全体が空気を含んで分量が増え、持ったりとするまで2分くらい混ぜる。
★卵を1個加えてよく混ぜ、馴染んだら卵黄1個分を加えて混ぜる。残りの卵白1個分は2回に分けて加え、その都度十分に混ぜ合わせる。卵を分けて加えることで生地が分離しません。
★アーモンドパウダーを加え、泡立て器に替えて十分に混ぜ合わせる。
★粉類の1/2の量をもう一度ふるいながら加えて今度はゴムべらで混ぜ、残りの粉類も同様に加え、さっくりと混ぜ合わせる。
⇩型に生地を移し、ゴムべらで表面をならす。
『170℃』のオーブンに入れ、5分焼いたらいったん取り出し、中央に竹串で筋を1本付ける!
こうすると膨らんだ時に確実にここからはじけ、焼き上がりが綺麗になります。
オーブンに戻してさらに40~45分焼き、中央に竹串を刺して何も付いてこなければ焼き上がり。
粗熱が取れたら型から外し、パラフィン紙を剥がして完全に冷まします。
大きさはお好みで切り分けます。
個別に包装して、お客様にお出ししても可愛いと思います。
紅茶やコーヒーのお供に、是非チャレンジしてみて下さい!
【粉類】薄力粉125g
【ベーキングパウダー】6g
【てんさい糖(グラニュー糖)】25g
【卵】Mサイズ1個
【卵黄】Mサイズ1個
【牛乳】120cc
【無塩バター(シャラント・ポワトゥー)】50g
★薄力粉とベーキングパウダーをボールに振るう。
★バターを室温に戻し柔らかくしておく。
★薄力粉と、てんさい糖、卵を混ぜ合わせる。
★牛乳を半分だけ入れて、さらに混ぜる。
★均一の堅さになったら、残り半分の牛乳を入れてよく混ぜ合わせる。(ダマの無いなめらかな状態がベスト!)
★バターを入れて混ぜ合わせたら、生地の完成。(生地は完成したら、ベーキングパウダーが反応しなくなる前にすぐ焼くようにしましょう!)
★フライパンを温めてから生地を流します。
(お子様向けに、キャラクターなどのしてみても可愛いです)
短時間に済ませたいときに便利な、素朴な味わいの簡単ホットケーキレシピ。
短時間に済ませたい時におすすめですので、是非お試し下さい!
Part②のブログは、全て体に優しい『てんさい糖』のレシピでしたが、グラニュー糖でもOKです。
④【最後に】
日本では(エシレバター)が特に人気で認知されていると思いますが、本ブログでもご紹介しました(イズニー)もクリスタル岩塩がとっても美味しく日本でも購入できますので、気になられた方は是非一度ご賞味してみて下さい!
(ル ガール)(シャラント・ポワトゥー)は、フランス土産にリーズナブルに購入できるバターとしておすすめです。
フランスは、スーパー、百貨店とたくさんの種類のバターが揃っています。
思わず悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、そんな時に本ブログが少しでもお役に立てましたら嬉しいです!
フランスでも日本でも、是非『美味しいフランスバターの世界』を楽しんでみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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