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【Musée Picasso Paris】パリ・ピカソ美術館

ご覧いただきありがとうございます。

パリ3区・マレ地区にある『ピカソ美術館』ご紹介します。

目次

①『パブロ・ピカソ』について

1881年、スペイン・アンダルシア州(マラガ)で生まれた【パブロ・ピカソ】。

美術教師だった父に、幼少期から絵画を学びました。

早くから才能を発揮したピカソは、青を基調とした絵画を描いた『青の時代』、1904年パリの(洗濯船)と呼ばれる建物にアトリエを構え、この頃から赤色を取り入れた作品が増えたことから『バラ色の時代』と称されました。

そして革新的な【キュビズム】という技法を演出。

キュビズムとは、遠近法や陰影などを用いた従来の具象絵画のルールを覆し、立体的な対象を平面的に分解し、幾何学的な形に再構成するという革新的な技法を用いたこと。

キュビズムの語源は、ブラックの風景画が『小さなキューブ(立方体)による絵のようだ』と評されたことに由来しています。

パブロ・ピカソは、近代美術を語る上では欠くことのできない人物です。

14万点を超える作品は、鮮烈な個性で人々に感動と衝撃を与えてきました。

現代美術に通じる新たな様式を生み出した『20世紀最大の画家』です。

 

②『Musée Picasso Paris(パリ・ピカソ美術館)』

 

ピカソは20歳の頃からフランスへ拠点を移し、膨大な作品を残しました。

そんなピカソの作品が、年代別に収蔵・展示されています。

⇩『中に入ると、素敵な空間が迎えてくれます』

 

5000点に及ぶ収蔵品の多さも見どころですが、歴史のある建物内部や装飾も素敵ですので、合わせて見てみてください!

5層構造の館内は『青の時代』『バラ色の時代』『キュビズム』『新古典主義』『シュルレアリス』と分かれていて、ピカソの画風の変化も感じることが出来ます。

 

『-1F(地下1階)』

アトリエの様子、製作過程が写真パネルなどで紹介されています。

 

『0F(1階)』

1910年までの作品がテーマごとに展示してあります。

青の時代の作品『自画像』や『ラ・セレスティーナ』などが展示されています。

『自画像(1901年)』

『ラ・セレスティーナ(1904年)』

 

『1F(2階)』

このフロアは、新古典主義スタイルの作品や彫刻などが展示されています。

『浜辺を駆ける2人の女(1922年)』

『ドラ・マールの肖像(1938年)』

 

『2F(3階)』戦時中から近代

2Fは戦時中から近代の作品が並びます。

ピカソの道具などが見れるギャラリーも見どころです。

『縦の帽子(1939年)』

『デッサンをするクロード、フランソワーズ、パロマ(1954年)』

『ピカソの道具と椅子』

 

『3F(4階)』

ピカソ自身が収集した絵画コレクション

(ルノワール)(セザンヌ)など、前の時代の巨匠絵画が展示されています。

その他にも親しくしていた(アンリ・マティス)(アンドレ・ドラン)(ジョルジュ・ブラック)同じ時代を共にした作品も並びます。

ピカソは好んで作品の交換をしていたそうです。

最上階は屋根裏っぽい雰囲気のお部屋で温かみがあります。

 

『La Librairie-Boutique』

入り口を入って右手にあるミュージアムショップ。

ピカソの作品をモチーフにした文房具や雑貨、書籍などが購入できます。

 

『Boutique Shop』

 

博物館の向かいのあるブティックショップ。

こちらでは『SAINT JAMES×PICASO』ネームのNAVALボーダーが購入できます。

ココでしか手に入らないので、セントジェームス好きの方にはおすすめです!

是非、チェックしてみてください。

 

『Paul Smith(ポール・スミスの世界)』

 

2023年4月『パブロ・ピカソ』没後50年。

ファッションデザイナー『ポール・スミス』氏によるアーティスティックなディレクションにより、独創的でワクワクするような世界を作られました。

この展覧会は8月27日で終了しましたが、ピカソ美術館に訪れる際は、このような展覧会も事前チェックするのもおすすめです。

Musée Picasso Paris

【住所】5 Rue de Thorigny, 75003 Paris, フランス

【営業時間】(火-金)10:30~18:00、(土‐日・祝日)9:30~18:00、『12/24、12/31は17時まで』

【入園料】14ユーロ(18歳未満は無料)、『毎月第一日曜日は一般無料の日』、『ミュージアムパスをお持ちの方はそのまま入場できます』

【オーディオガイド・レンタル料】5ユーロ(フランス語、スペイン語、英語に対応)

【最寄り駅】M①『Saint-PAUL(サン=ポール)』、M⑧『(サンセバスチャン・フロワサール)』、M⑧『Chemin Vert()』

⇩『Musée Picasso Paris』公式ページ(最新情報はこちらで確認できます)

https://www.museepicassoparis.fr/

 

③『まとめ』

 

ピカソ美術館は、こじんまりと別れたお部屋に分かれています。

いつ行っても新しい作品に出会えるのがピカソ美術館の魅力ポイント!

時代ごとの各フロアになっていますので、移動や多少の混雑があった時も踏まえて、訪問時間は2時間前後のお時間を予定しておくとよいと思います。

ピカソ美術館は、パリの流行発信地・マレ地区にあります。

ファッション巡りの合間に寄ってみるのも良いと思います。

『SAINT JAMES×PICASSO』は、お土産にも要チェックです。

皆様にとって、思い出の残る素敵なパリ旅が出来ますように!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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yoshi

東京とパリを行き来しながら、長年お洋服を作る仕事をしてきました。これまでの経験を生かし、トレンドに流されない『こだわりのお洋服情報』や、大好きな『フランスのお勧め&お洒落ライフスタイル情報』も交えて発信します。日々のお洒落生活に少しでもお役に立てれる事を目標に【きのこのファッション&パリBLOG】を始めました。女性、男性どちらにもご覧になって頂ければ嬉しいです。お洒落を楽しんで自分磨きをして毎日を楽しく!!一人でも多くの方に共感して頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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