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フランスを旅する前に、覚えておくと良いマナーをご紹介します。
実践できたら、きっと楽しい旅になると思います!
目次
【文化の違いを理解して行きましょう】
あらゆるところで日本とは文化が違うことを理解する事が大事です!
日本で当たり前だなと思っている事もフランスでは全然違う対応や出来事が起こります。
初めてフランスへ行く人は特に心構えが必要です。
交通などの時間が不正確で、スリや事故も日常茶飯事。
警察も日本のように24時間細かく対応はしてくれません。
小さな事件ではまともに扱ってもくれない案件もあり、大変だったね程度な感じで終わってしまう事も(特に日曜)。
そのくらい大きな事件が日々起きており、平和ボケをしていると痛い目にあいかねませんので海外では本当に注意が必要なのです。
夢を壊してしまうようで申し訳ない気持ちもありつつ、これも皆様が楽しく何事もなく無事に旅をしていただきたいが為なのでご理解いただければ嬉しいです。
パリの街は日本人がイメージするほど綺麗ではありません。
ワンちゃんのうんちもそこら中に落ちています。
トイレの数も少ないので、いざという時の為、事前にある程度の場所を把握しておくのが大事!
どうしても間に合わなそうな時は、カフェで1杯注文してトイレを借りてください。
★【パリのおすすめトイレの記事も書いています。最後にリンク貼ってありますので、宜しければ合わせて参考にしてみてください】
とはいえ、理解が深まれば深まるほど、フランスはとても楽しい国です!
特にパリは街を歩いているだけで、たくさんの出会いと発見があるはずです。
そこで、旅の前にいくつか覚えておくだけでも、楽しい旅行になるフランスでのマナーを、この後ご紹介していきます。
何も知らずに海外へ行き、痛い目に合ってトラウマになってしまい、海外旅行が嫌いになってしまうなんて本末転倒。
是非、最後までご覧になっていただき、少しでも楽しいフランス旅のお役に立てれば嬉しいです!
【覚えておきたいマナー】
カフェ、レストラン、ブティック等々、何処のお店に行こうとも必ず挨拶をして入店!
【Bonjour ~ボンジュール~(こんにちは)】【Bonsoir ~ボンソワール~(こんばんは)】【メルシー(ありがとう)】フランスでは基本中の基本なのです。
例えば日本でコンビニ等に入店する度に『こんにちは』とは殆ど言わないですよね。
でもフランスは違うのです!
もし相手が『ボンジュール』と言ってくれた時は、恥ずかしがらずに大きな声で『ボンジュール』と返しましょう。
かなり重要です!
何も言わずに入店してしまうと相手にとても失礼となってしまいます。
挨拶ポイントとして、頑張って大きな声で挨拶!
日本人の方の声量は世界的に比較すると小さく聞こえてしまいます。
自分では聞こえているだろうと思っても、外国の方には聞こえていない事が多いです。
いつも以上に頑張って、お腹の底から声を張るくらいの気持ちで『ボンジュール』と言ってみてください!
普段と違うので、やりにくいと思いますが、フランスでは必ず必ずやらないと行けない事です。
何よりも頭に焼き付けておいてください。
相手に何かをしてもらった時には【メルシー(ありがとう)】も必ず忘れずに言ってくださいね!
夜は【ボンソワール(こんばんは)】も使えると良いですが『ボンジュール』を常に言っていれば大丈夫です。
挨拶をうっかり忘れてしまうと、相手から見た場合に無視されているみたいな感じになってしまいます。
偉そうだなとか思われてしまったり、サービスが悪くなってしまう事も有り得ます。
ご自身が嫌な想いをしてしまうかもしれないので、フランスでの挨拶は必ず忘れずに!
英語も今は殆ど通じますが、フランスではまず『フランス語で挨拶』が基本!
例えば、日本のレストランでいきなり英語注文されたら、あれって思いますよね。
反対の立場になれば簡単!
まずはフランスをリスペクトする意味でも、はじめはフランス語で挨拶をしましょう。
その後で、英語で注文しても良いですか?等の流れで行くと相手への気遣いにもなりますし、困った時はきっと助けてくれると思います。
片言とゼスチャーだって大丈夫、相手には気持ちが伝わるはずです。
よくフランス人は冷たいなんて言葉を日本では耳にする事もありますが、これは誤解!
フランス人は理由もなくいきなり冷たくしたり怒ったりするなんて事はありません。
きっと何か気に障らせてしまう原因があったのだと思います。
最低限でも良いので、やりとりさえ出来ればフランス人はフレンドリーでとっても良い人が多いです。
★覚えておくと更に良いフランス語
【S'il vous plaît(スィル ヴ プレ)】お願いします
【Excusez-moi(エクスキュゼモワ)】すみません
【ju suis désolé(ジュスィデゾレ)】ごめんなさい
【Au revoir(オーヴォア)】さようなら
【Pardon(パードン)】すみません、ごめんなさい ★例えば相手にぶつかってしまい(あっ)というような場面で使う。
【Je Vous en prix(ジュ ヴ ゾン プリ)】どういたしまして
他にもカジュアルな言い方などたくさんありますが、このくらいでも良いので更に覚えておくだけでも便利ですよ!
とにかくフランスはレディーファースト!
例えばお店に入るときなどは男性が扉を開けて、女性を先に入店させてあげる。
女性が男性にお酒など飲み物をつぐ事もありません。
電車では必ずといっていいほど席を譲ります。
女性だけではなく、お年寄り、妊婦さん、ハンディのある方、お怪我をされている方、電車だけでなくバス等でも譲ります。
例えば自分たち夫婦でメトロに乗車していて、別のご夫婦が目の前に乗車して立っていたとします。
立っているご婦人に席を譲り、ご主人同士で立っているなんて事まで出来たら、まさにフランス流!
日常のレディファーストです。
逆に妻(女性)が立っていて席を譲られたとします。
そんな時は『あっ、いいです』とは断らず、素直に笑顔でありがとうと言って優しさを受け取ってあげて座るのが良いです。
そして、お年寄りが近くに乗車してき時は席を譲ってみてください。
きっと親切にありがとうって言ってくれてフランス文化に溶け込めると思います。
でもスリには気をつけて!
気持ちに余裕がなければ、絶対に無理はしないでください。
きっと他のフランス人が必ず席を譲るはずですので大丈夫です。
歩いて登っていく人たちが右側になります。
エスカレーターは急に止まることも日常茶飯事です。
空港、駅、スーパー等々、止まっていても使用禁止では無く階段代わりに上り下りは出来ます。
急に動き出す事もありますので、止まっているときは上り下りには十分ご注意ください!
特にフランスでは皆様必ず訪れるであろうパン屋さん。
日本のように選んでレジに持って行ったり、レジでショーケースを眺めながらうーんとえーとなんて悩んでいる時間はございません。
フランスでは自分の番が来たら、コレとコレとコレ、以上ですみたいな感じでテキパキ終わらせないと次の方にも嫌な顔をされてしまいます。
レジの店員さんにも決まってないなら後で来て、後ろにもう一度並んでなんて言われかねません。
嫌な思いをしないためにもコレも結構重要なポイントなので覚えておいてください。
事前に購入するパンは決めておいて、並びながら新たに見つけたら追加で一緒に頼んでしまえば、スムーズにお店の方ともやりとりが出来ると思います。
挨拶も勿論、忘れないで!
いつでも何処でも『ボンジュール』『メルシー』です。
日本のように丁寧にカゴからカゴへという作業は店員さんがやってはくれません。
自分の番が近づいたら、レジ前のベルトコンベアに前の人との商品の境として仕切りを置いて自分が買う物をカゴから出して置いていきます。
使ったカゴはすぐに自分で戻します。
その間レジの人がスキャンしたら、今度は自分でマイバッグへと入れていきます。
この一連の動作もモタモタしていると次の方に嫌な顔をされたり、レジの方に苛つかれたりしてしまいます。
事前に頭に入れておくようにしてください!
★近年はセルフレジも増えてきています。
これとても重要です!
例えばショッピングセンターの入口が自動ドアではなく、ドアを押したり引いたりするタイプのドアだとします。
自分が入ってすぐにドアから手を離すのではなく、後ろに人が居ないか確認!
もし居た場合はその人が来るまで、ドアが閉まらないように押さえておいてあげてバトンタッチするというイメージです。
相手はメルシーといってまた次に来る後ろの人へと繋がっていきます。
結構離れているなと思ってもドアを抑えて待っていてあげてください。
フランスでは当たり前の習慣なので、日本人以上に気遣いできるところもあるのです。
ここは良い例として日本人も見習うべきポイントだと思います。
フランス人は日傘をさす習慣がありません。
むしろこんがりと健康的に焼きたいのが大多数のフランス人です。
日傘をさして歩いていると迷惑がられてしまいます。
片手が塞がるのでスリからも狙われやすくなります。
嫌な想いをしないためにも日傘は我慢して帽子や日焼け止めにするのが無難です。
帽子やサングラスは外して入りましょう。
これはヨーロッパ共通です。
被ったまま入ってしまうと取って下さいと注意されます。
信者さんが祈りを捧げている時もあり厳かな場所ですので十分気をつけましょう!
フランスは日本のように氷を入れてキンキンに冷やして飲み物は飲みません。
何故なら、せっかくの美味しい飲み物が氷で薄まって味が変わってしまうからです。
フランスでは大抵の場所で、その飲み物に適した温度できちんと出してきてくれます。
ですので、そのまま手を加えずに飲むのが良いです。
生絞りオレンジジュースなどにも氷は入らずに提供されます。
炭酸系などのお飲み物には2~3個の氷が入ってくる事が多いです。
そもそもフランス人の考えとして、適切な温度で提供するのでそのまま飲んでねと言うのがフランス流です。
せっかくフランスに来ているのでお互いが気分良く接するためにも、フランス流に合わせて過ごすのが良いと思います。
氷を別で頼めば持ってきてはもらえると思いますが、何だこの席の人はと思われてしまったり、その後の対応が悪くなってしまったり、別料金を取られるなんて事も有り得ますので注意してください。
そして日本人が好む冷たいビールも期待してはいけません。
フランスやベルギーのビールはキンキンに冷えては出ません。
どうしてもキンキンに冷えたビールが飲みたい方は日本食料理屋さんへ行けば飲めます。
フランスはホテルの冷蔵庫もキンキンには冷えませんので、どうしてもの方はスーパーで氷を買ってください。
すすって飲食をしてしまうとお下品に見られてしまいますので注意が必要です。
フランス人はすすることが出来ない人が大多数なので、例えばで言うとパスタも丸めて音を出さずに食べるのです。
フランスでは日本のように熱々で提供はされず、温めで出てきます。
すすって飲食をしてしまうと、おそらくあからさまに嫌な顔をされます。
日本のラーメン屋さんであれば、すすっても大丈夫!
何故なら日本の文化だという事をフランス人が理解しているからです。
こちらもすするとお下品に見られてしまうので注意!
フランス人には不快に聞こえるので、絶対に鼻はすすらないで都度鼻をかむようにしましょう。
どうしてもくしゃみが出そうな時は、可能な限り音を押し殺して!
フランス人は大声でくしゃみはしません。
どうしても音が出そうなときは袖で押さえて、なるべく音が漏れないようにくしゃみをしましょう。
袖で抑えてというのはフランス人は日本人のようにハンカチを持つ習慣がありません。
袖が嫌だなという方はハンカチを当てて音が出ないように頑張ってみて下さい。
ちなみにですが、なるべく堪えながら鼻と耳から出るように口を開かずに抑えてくしゃみをすると、音もほぼ出ずけっこうくしゃみを押し殺せると思います。
コツさえ掴めばお下品なくしゃみにはなりませんので試してみて下さい!
これは日本でも役に立つはずです。
ここも勿論、最初はフランス語で挨拶が基本!
殆ど英語が通じますが、フランスへ来たのですから逆の立場になれば簡単な事です。
まずはフランスをリスペクトする意味でも、はじめはフランス語で挨拶しましょう。
その後(英語で話しても良いですか)(フランス語が苦手なので翻訳機使わせていただきます)等、フロントの方への気遣いを忘れずに!
段階をきちんと踏んで接すれば、より親切に対応してくれると思います。
★【パリ市内でホテル選びに迷われた場合におすすめ】
『アストテルグループ』のホテルをチェックしてみてください。
アストテルはチェーン展開をしていますのでパリ市内にいくつものホテルが点在しており、日中歩き疲れた時などにお近くの系列ホテルに入って『軽食・飲み物』食べ飲み放題で休憩をする事が出来ます。
ホテル自体も綺麗でお洒落なところが多く、冷蔵庫も無料で数種類のドリンクが常に補充されるので快適感もあるのでおすすめです!
ちなみに私が別記事で何度もご紹介している【34b-アストテル】もその名のとおり、アストテルグループのホテルです。
良かったらこちらも最後にリンクを貼っておきますので合わせてご覧になってみてください!
【日本の方へのアドバイス】
日本人が特に頑張りたい点です。
『Oui(YES)/Non(NO)』は、はっきりと大きな声で!
外国では日本のようにお行儀良く順番を待てずに列を割り込んで来るなんて事もあります。
そんな時日本人は何も言えなかったり、小さな声で言ったり等が多いかと思います。
残念ながら小さな声は外国人には届いてないことが多いので、相手は何も気にしていません。
そんな時は大きな声で(ここ並んでいます)とはっきりと伝えましょう。
勘定がおかしいなと思った時は(値段がメニューと違います)等、とにかくはっきりと伝える事が重要です!
言葉が難しければゼスチャーでも大丈夫です。
これはどのシチュエーションでも同じです。
ホテルやカフェ、レストラン、パン屋さん、空港、何処でも大きな声で頑張ってお話しして意思を伝えてみて下さい。
高級腕時計やハイブランド商品は身につけないほうが良いです。
パリジャンは日常で高級腕時計やハイブランドはそもそも身につけません。
あまり着飾りすぎると一目で観光客だと分かり、狙われやすいので注意が必要です。
例えば高級腕時計をしてパリを歩いていて見つかれば、ナイフで切りつけてきて強引に奪っていくなんて事も当たり前のように起こります。
ケガをしたら大変、だからこその注意が必要となるわけです!
ハイブランドで着飾るというのはフランス人から見るとお洒落ではなく、むしろちょっとお下品に見られてしまうのも事実ですので参考までに。
パリジャンは決して高くないお洋服をシンプルにセンス良く組み合わせて着ています。
日本のトレンド服(ゆったりシルエットのお洋服等)で街を歩いていると、すぐに日本人だと気付かれます。
フランスの人は、基本ゆったり服は着ません。
ですので、出来るだけベーシックなお洋服でいれば現地にもより溶け込めるので、日本のトレンド服で歩くのはオススメはしません。
現地でも参考にしながら、スリに狙われないように溶け込むのが良いと思います。
区によって治安が良い悪いと耳にしたことがあるかと思います。
しかしスリは残念ながら、治安に関係なく何処にでも潜んでいます。
特にメトロは情報に惑わされず全線危ないと思うのが安全!
あとは例えばですが、カフェでの休憩時にスリに狙われない注意点として、バッグを見える位置に置いて話をしたりする事。
スリの方どうぞ取ってくださいと言っているようなもの。
席にバッグを置いたまま離れるのはもっての他で、戻ってきたら何も無くなってしまいます。
常に見張られているくらいの気持ちでいないと、日本以外の国では残念ながら油断すると簡単に盗られてしまいます。
全然大丈夫だったよ。
なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるかとも思いますが、本当に日本人は狙われやすいのです。
日本人はおとなくて優しい、謙虚で大声も出さない等、スリもある程度心得てしまっています。
ハイブランドや高級腕時計を身につけていて大丈夫だった方は運やタイミングが良かったと思ってください。
日本は特に平和で治安が良い国です。
こんなに治安が良いのは日本だけと思っておいて良いくらいです。
でも世界は違うという事を絶対に忘れずに旅をしていれば大丈夫!
もし高級レストラン等でお食事をするので着飾らなくてはいけない時は、ホテルからタクシーで現地へ行き 、タクシーでホテルまで帰ってくるようにすれば安全です。
『備えあれば憂いなし』楽しいご旅行と思い出を残していただきたいだけなので、覚えておいていてくれたら嬉しいです。
日本では当たり前のように『青で渡り』『赤で止まる』と思いますが【フランスは全く別】です。
横断歩道の信号だけを信じてはいけません。
特に自転車やバイクは信号を平気で無視して突っ込んできます。
引かれそうな方を何度も見かけた事があります。
せっつかくの楽しいご旅行です。
海外保険のお世話にならないように、こちらも十分に注意が必要です。
【右、左】よく確認してから必ず渡るようにしてください!
『最後に』
これを忘れないでいただけたら、フランス人とのコミュニケーションもきっと楽しくなるはずです。
そして、フランスの文化に合わせてマナーを守りながら旅をしていれば、きっと素敵な思い出が出来ると思います。
ヨーロッパの国々では歴史的な建造物もたくさん見れますので、出来ればたくさん歩いて目に焼き付けるのもフランス旅ではおすすめです。
とくにパリは乗り物に乗るのも良いですが、たくさん歩いて巡るのも良いですよ!
皆様にとりまして、素敵なフランス旅になりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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