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パリの主要ターミナル駅のひとつ『Gard de l'Est(パリ東駅)』をご紹介します。
①【Gard de l'Est(パリ東駅)】について
1849年にストラスブール鉄道の起点として開業した【Gard de l'Est(パリ東駅)】。
フランス東部方面、アルザス=ロレーヌ地方の『ストラスブール』『ナンシー』『メス』、シャンパーニュ地方の『ランス』に向かう列車が発着します。
近隣諸国では『ドイツ』『スイス』『ルクセンブルク』へ向かう列車も発着します。
駅名は「パリより東へ向かう列車が発着すること」に由来します。
駅の構造は2層で、地上階は長距離列車のホーム、地下階はメトロの改札等があります。
お店もそれなりに充実しておりますので、旅の前にパン屋さんやカフェでお買い物が出来ます。
近隣には【Gare-du Nord(パリ北駅)】もあり、徒歩圏内で連絡が可能です。
②【東駅を発着する様々な路線】
『パリ東駅』は、2番線から30番線までのホームがあります。
11番線から22番線は近郊線で自動改札機が設置されています。
その他のホームは長距離列車専用ホームとなります。
『ストラスブール』『ナンシー』『メス』『ランス』『バーゼル(スイス)』へ向かうTGVが発着。
バーゼルはスイスですが、バーゼルの駅構内に国境があるためにフランス国内線扱いとなっています。
近隣諸国では『ドイツ(シュトゥットガルト)』『スイス(チューリッヒ)』『ルクセンブルク』へ向かう列車が発着します。
『ドイツ(フランクフルト)』への列車は『ICE』及び『TGV』で運転されております。
ドイツへは、ミュンヘンへ向かう夜行列車も1往復運転されています。
『トロワ』『ベルフォール』『ミュールーズ』方面へ向かう列車が発着。
トロワは日本でもお馴染みの『ラコステの工場』や『アウトレットモール』等がありますよ!
地域圏を急行輸送する【TER】。
2種類あり、日本で言う『快速と各停』と言えば分かりやすいでしょうか。
(長距離路線は所要駅のみに停車)(短距離路線は各駅に停車)します。
近郊を走る【トランシリアン(P線)】も発着します。
『Chelles-Gournay(シェル・グルネー)』経由の北線【Transilien P Nord】
『クレシー=ラ=シャペル』『モー』『シャトー・ティエリー』『ラ=フェルテ=ミロン』方面
『Gretz-Armainvilliers(グレッツ=アルマンビリエ)』経由の南線【Transilien P Sud】
『プロヴァン』『クロミエ』『ラ・フェルテゴーシェ』方面
5つの方向へと向かう少々複雑な路線ですので、行き先と路線図を事前にチェックしておく事をおすすめします。
高速鉄道の切符は窓口や券売機で当日購入も出来ますが、売り切れなどの可能性も考慮するなら『事前予約』してしまうのが安心です。
【Klook(クルック)】というサイトでヨーロッパの鉄道の事前予約が出来ますので、宜しければ合わせてご覧になってみてください。
⇩『Klook(クルック)』公式ページ
『ロンドン(ヴィクトリア駅)』『パリ(東駅)』『イタリア(サンタルチア駅)』を1泊2日で結ぶ寝台列車。
ラグジュアリーな旅をお約束してくれる豪華列車がパリ東駅に停車します。
③【パリ市内を走る便利なメトロ】
【4号線】『クリニャンクール』『シテ』『サン=ジェルマン=デ=プレ』方面
【5号線】『バスティーユ』『レピュブリック』『オステルリッツ』方面
【7号線】『オペラ』『ピラミッド』『パレ=ロワイヤル』『シャトレ』方面
難点は1箇所しかエスカレーターが無く、駅構内は階段ばかりなのでスーツケースを持って移動する方は少々大変かと思います。
④【まとめ】
パリの右岸10区に位置する『Gare(パリ東駅)』は、パリで5番目に大きい駅として年間3500万人以上の人々が利用します。
お隣の『パリ北駅』とはまた違い、アーチ状のエントランスは、よりパリらしさを感じることが出来ると思います。
とても歴史のある駅ですが、駅構内は改修などが繰り返されながら綺麗に維持され続けています。
駅の端から端までは、かなりの距離がありますので、列車に乗車する際には時間に余裕を持って行くと良いかと思います。
地下階には綺麗なお手洗いもありますので、合わせてチェックしておくのもおすすめです。
皆様にとって素敵な旅になりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
『Gard de l'Est(パリ東駅)』
【住所】Rue du 8 Mai 1945, 75010 Paris, フランス
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